研究内容
スマートな,分散エネルギーのネットワーク化に関する研究
本研究室では,再生可能エネルギーを用いた,次世代エネルギーネットワーク(マイクログリッド,スマートグリッド,ネイチャーグリッド)の開発と,その高度化(情報化による電力および熱エネルギー供給の最適制御)に取り組んでいます。
戸建て住宅(グリーンエネルギー住宅),数棟の建築物間でのエネルギー連系,数十棟から数百棟の中規模エネルギーグリッド,および大規模エネルギーネットワークの電源と熱供給システムを対象にしています。(エネルギーネットワークの例(PDF 286kB) )
次世代の電気エネルギー変換(発電)技術の開発
電気エネルギーを中心としたエネルギー変換装置の試験,導入計画,ネットワーク化(システムの例(PDF 257kB) )に力を入れており,燃料電池カスケードシステム,湖などの河口に導入する潮力発電システム,多様な植物の形を模擬した集光装置(太陽電池モジュールなど)を開発しています。
エネルギーの地産地消による,多様なエネルギーシステムの導入計画
地域のエネルギー需給マップを作成して,エネルギーネットワーク(ネイチャーグリッド,グリーンマイクログリッド)の導入計画と,その運用方法(制御)について研究しています。
再生可能エネルギーの高度利用技術
太陽光集熱器によるバイオアルコールからの水素生成技術,低温排熱で駆動するガスハイドレート高圧ガスエンジン発電機,バッテリ,・キャパシタ・水電解槽などによる太陽光発電の需給最適化に取り組んでいます。
取り組み